2023/01/02 16:08
他の農家さんの玄米を見る機会は少ないのですが、業者さんからは小場農園の玄米は「青米が少ない」と評価をいただくことがあります。
工場勤めをしていた時に品質管理の基本は「ばらつきを抑える」ことだと考えていましたので、稲作においてもいかに玄米のばらつきを抑えるかを追求しております。
①青米を少なくするための方策として、6月下旬の中干しを行い無効分けつの発生を抑える。
②胴割れを少なくするための方策として、出穂時期の水管理の徹底と適期早めの刈り取りを行う。
③未熟米をできるだけ除去する方策として、選別機(1.9mm網)の2回通しおよび色彩選別機を使用。
主にこのような対応で玄米品質のばらつきを抑えております。
特に玄米食や歩づき米などでお召し上がりの方はヌカ部分に農薬が残りやすいと言われるために、必要以上に高価な有機栽培を選択されていることでしょう。
でも有機栽培は高すぎる。
だからと言って特別栽培米にはネオニコが使われていているから避けたい。
そんな私と同じ考えの方にネオニコフリーの特別栽培米をお届けできればと思います。