2025/10/21 19:09

お客様より「使用農薬」についてのご質問いただきました。
今年度の農薬使用実績について詳細説明したいと思います。

今年も例年同様、4回(4成分)で抑えてあります。

種まき前に行う【種子消毒】には
・テクリードCフロアブル:①イプコナゾール

田植えから約1週間後(今年は6月1日)に散布する【一発除草剤】には
・流星粒:②フェンキノトリオン、③ペントキサゾン、④メタゾスルフロン
(3成分が入っています)を使用しました。

以上が4成分の内訳となります。
よって6月2日以降の農薬使用はありません。
通常、特別栽培は10回使用されますのでその半分以下で栽培しています。

ちなみに一般的な農家には農薬を少なく栽培するメリットは無く、どう割り振って10成分を使い切るかを考えています。
そうすることで品質の低下を少なくして収量を多くするとともに、できるだけ手作業を減らせるからです。

ですので私の栽培方法は考え方そのものが異なります。
体が動くうちは手間がかかっても【殺虫剤は使わない、グリホサート系除草剤を使わないでお米を作る】を続けていきたいと思います。